【犬にかかる費用はどのくらい?】
「アニコム家庭どうぶつ白書2021」によると犬の生涯にかかる費用は年間で小型犬 320,250円、中型犬 383,273円、大型犬 479,020円とあります。
小型犬の平均寿命が14.05歳とあるので(ペットフード協会調査)単純に計算すると小型犬の生涯にかかる費用は4,499,512円、約450万円かかる事になります。人間の子供一人の教育費が約900万(幼稚園から高校まで公立、大学は私立文系の場合) (文科省のデータより)まさに半人前かかるということです。
本当にそんなにかかるのか我が家の犬で計算してみます。種類はトイプードルとマルチーズのミックス犬なので小型犬。年間にかかる費用として昨年度は
- フード 1か月4600円×12か月=55,200円
- トリミング 7590円/1回×10回=75,900円]
- ペット保険 36,720円
- フィラリア検査 2,000円
- フィラリア予防薬(7か月分) 4,200円
- ペットシーツ 1日5枚使用したとして25,550円
- ペットホテル 2泊3日を2回利用 20,680円(13時までにお迎えができず延長料金発生)
- おやつ 6,000円
- 狂犬病予防接種 3,500円
- 6種混合ワクチン 7,000円
- おもちゃ 1,500円
ここまでで238,250円。幸いにも大きな病気はなかったけれど2回ほどアレルギー関係で通院して2万円ほど。保険をかけているのでこのうちの70パーセントはもどりました。ほかにも夏の暑い日のお留守番にはクーラーをかけていくので電気代も。親ばかなのでバースデーケーキやら冬のお散歩用服代など。
病気や手術をした年はもっともっとかかりました。
年25万円として元気に18年生きるとしたら450万円。(天国に行くのはいつかわからないけど長めに見積もって)中型犬、大型犬はフード代、シーツ代がもっとかかりますし、トリミングが必要ない犬種であればその分かかりませんね。
この試算には初期購入費(犬そのものの値段、ケージやリード代、登録代)が入っていませんし最期の火葬代、お墓代も入っていません。
いずれにしてもペットを飼う際にはお金と時間の余裕を考えて、大切な家族として迎える必要があると思います。